WHITE ALBUMの季節ですね

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ということでホワルバ2を雑に語ります。言いたいことを詰め込んだだけなので、日本語が不自由なのと読みにくいのは許してください。

 

※以下ネタバレ注意

 

 

 

・introductory chapter 

以下ic。バンド結成→卒業までのパート。アニメもここまでらしい。

 

・icの良いところ

①出会いの描写が良い

屋上で眩しさに包まれながら歌う雪菜。ただのそっけないお隣さんかと思ったらピアノの天才だったかずさ。双方との出会いが見事に書かれている。

 

②両ヒロインが魅力的

春希の気持ちがわかりすぎるほどに両方魅力的。特に文化祭あたりは心揺れまくってた。まぁicではかずさ派ですが。

 

③文化祭ライブ

届かない恋、ホワイトアルバム、sound of destiny、全てが神。雪菜の歌、かずさのサックスやベースをこなす所とか好き。届かない恋の成り立ちエグすぎて好き。

 

④屋上での格付け

雪菜がかずさに喧嘩売るやつ。画面を殴りたくなった。

 

 

・空港での例の場面

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ic最大の見せ場。分かる。春希の気持ちが分かりすぎる。常識のある畜生の春希だから出来たことであって、俺には出来ないかもしれないがそれでも気持ちは分かる。その後の雪菜の台詞やedの入り方まで完璧だと思う。④のこともあったのでまあね。アニメ版だと後ろ向きから回転するという鬼畜な所業が見れるらしい。

 

 

・closing chapter

以下cc。icから3年後が舞台。ヒロインが一気に増えてびっくりしてた。

 

・各ルート評価

①共通ルート

届かない恋が流れる大学構内。春希が病み、雪菜が放置されてるのが痛々しかった。合コンのくだりはヒヤヒヤしたし、あの地獄のようなクリスマスは本当に見てて悲しかった。武也が良いやつすぎて泣けてくる。

 

②小春ルート

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一部しんどい話はあったが、ccにおいて正史となり得る最強のルート。春希そっくりのおせっかい、小春が恋を知り、恋に溺れていく様子が描かれている。更衣室でキスマークを見せつけるシーンはなんか凄かった。かつて全てを拒絶していたかずさを春希が救ったたように、小春が病んでいた春希を救うという構図が綺麗だと思った。そう言った点や小春の性格から考えても1番可能性のあるルートだと思う。小春は関係ないがこのルートの雪菜は凄かった。負けても尚、輝き続けてた。最後に、この世で1番の悪、最低最悪のゴミ、矢田を許すな。

 

②千晶ルート(normal)

俺も一緒に堕落したいなぁ。千晶の性質上、割と現実的なルートだと思う。春希もなんとなく快方に向かってる気配はあったし、幸せな終わり方の一つじゃないかと思う。

 

③千晶ルート(true)

純粋な悪魔。このルートに向かう可能性はかなり低いと考えられ、個人的に感情移入もしにくくコメントしづらいルート。劇の最後、胸に手を当てて…のくだりは良かった。

 

④麻理さんルート

乙女麻理さんとのイチャラブルート。春希が1番クズだったルートじゃね?と個人的には思ってる。ニューヨークまで追っかけてった根性は認めるしオチとしては良かったのでは。良くも悪くもストレス少なめ。俺も麻理さんと飲んだ後バッセン行きたい。

 

⑤雪菜ルート

あの地獄のクリスマスを経て、択の鬼になった春希が全ての択を通して勝ち取った不可能に近い未来。雪菜がめんどくさい女になってた。(元から)

f:id:C4lusVECMKFSue4:20221220223855j:image←これ好き

何故か出張ってくる朋がまさかの雪菜オタクで爆笑してた。春希君は武也と朋に土下座すべき。そしてバレンタインライブで完全に打ち解け合った2人は、紆余曲折ありハッピーエンド…な訳ないですよね。1人いませんもん。

 

 

 

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本命の帰還。波乱のcodaへ、、

 

 

 

・coda

①共通ルート

ブレブレ春希君再登場。というか雪菜と積み重ねた時間が無かったかのようにかずさに傾いていっており、違和感を感じるレベルだった。いやまぁ初恋の相手が特別なのは分からなくはないが。

 

②ノーマルルート

かずさへの思いを捨てきれないが(どのルートでも完璧には消せてないとは思うが)雪菜とくっつくエンド。折り合いが付いてない分、かずさも失墜し、春希は自分をなんとか納得させた感があったと思った。まあでも現実世界ではこうなるんだろうなって感じ。

 

③浮気ルート

かずさnormal、通称浮気ルート。アフターストーリーの不倶戴天の君へも合わせるとcodaで1番好きなルートかもしれない。春希はかずさへ大きく傾き、2人だけで結婚式の真似事をしたりと、ここでくっつくかなと思ったが、春希が壊れていってること、その選択で自分以外の全てを破壊してしまうことを悟ったかずさが踏みとどまった世界線。その反動で春希は、重度の鬱状態+外出不可+人とまともに話せない等のフルコンボを食らう。だがしかし、そこで最強の女の登場。雪菜によって救われた春希がまた歩み出すまでが、不倶戴天の君へで描かれており、この3人ならこのルートが正史になると思った。icでかずさが言っていた「不倶戴天の敵になるか、・・・生涯の大親友になるかのどっちかだと思う」の回収もされており、雪菜からも不倶戴天の敵だもんと語られている。これらの理由からも、この作品で好きなルートの上位になっている。

 

④かずさルート

巷で鬱になったとか言われてるのはこれが原因だと思う。春希が世界の全てを捨てかずさと共に歩むことを決めたルート。雪菜との関係だけでなく、武也や伊緒といった友人関係、春希の支えにもなっていた開桜社での繋がりなど積み上げてたものを1つ1つ捨てていくところは見ていてきつかった。特に孝宏にぶん殴られる所と武也が伊緒との関係を捨てるのを覚悟してまで止めようとしにきたところは見てて辛かった。このルートでも負けて輝く女、雪菜が発揮されており、powder snowを聞いた時には鳥肌が立った。↓

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アフターストーリーで一応和解?が示唆されていたのは良いのか悪いのか。割と好きなルート。

 

⑤雪菜ルート

前述した浮気ルートでもあったicでの発言の回収、生涯の大親友になれたのでは?と思ったらルート。雪菜という人間の強さがこれでもかというほど書かれており、codaでの雪菜がより好きになった。3人で歌を作るというicの時のようなイベントもありワクワクした感じを思い出させてくれた。パッケージ案を考えてる時に辿り着いたのがホワイトアルバムなのもとても良かった。勝ち確定した雪菜が歌ってるのを見た時にはゲラゲラ笑った。エンディングでは3人で作った歌が流れる結婚式、武也と伊緒も手を繋ぎ、歌う花嫁とバックバンド2人。全てが幸せで作品の締めとして申し分ないルート。まあ何故か最初にこのルートが出来てしまうので台無しでしたが。この仕様だけは改善しろLeaf

 

 

・曲

エロゲの良い所、それは曲の良さ。icでのライブ3曲に加え、雪菜処刑用bgmなどがあり、どれも良い曲となっている。個人的にicのライブ曲ではホワイトアルバム、処刑用bgmでは優しい嘘が好き。雪菜によるカバー曲もYouTubeに転がっているので是非聞いて欲しい。

 

 

・総評

近年流行りのラブコメには無い緻密な描写、ストレス性を持つ作品であり、完成度が高く、他の作品と比べても頭1つ抜けてると感じた。(プレイ数が少ないのはご愛嬌) あと作者は雪菜を1番気に入ってると感じた。エロゲを始めようとしてる人を冬見かけたら是非勧めましょう。

 

良ければコメント、dm等で皆さんの評価を教えて下さい。ここまでの閲覧ありがとうございました🙇‍♂️